2013年1月17日木曜日

LOOPER ルーパー(118分)

監督:ライアン・ジョンソン
原題:Looper
30年後、ぼくらはどんな髪型になっているんだろう

あんまり期待してなかったんですが、サービス精神てんこもりな映画で面白かったです!さとうきび畑に行ってからの展開の変化が神がかっててて、「こ・これは、最後に宇宙人が出てくるんじゃ!?」と期待しちゃいました。「映画見たー!」っていう至福感を味わえました。(最近だと”SUPER8”を見た鑑賞後感に近い感じ)
2040年代のディストピアっぷりに途中までは「ダセー!」ってしらけてたのに、最後にはすっかりお気に入りに。
おねーちゃんのいるクラブのさびれっぷりとか、あんまりトキメキを感じない空飛ぶバイクとか、中途半端な超人類とか、キマってんだがキマってないんだかいまいち不明のドラッグとか。「ユートピアだろうがディストピアだろうが、未来ってそんなにキラキラしてないんだよ」っていう退廃感が個人的にツボでした。
ところどころの笑いポイントも好き。
まず、なんといっても、ジョセフゴードンレビットとブルースウィリスの臨界点に声出して笑っちゃいました!キアヌ・リーブスみたいな髪型になってきた10年後から生え際が急激に後退した20年後髪型は人の印象をかえるといいますが・・・笑いと説得力をもって2人を1人に統合しているのが感動的です。
「タイムトラベルのことなんて、どうでもいいんだ!」って、タイムトラベルの整合性という観客のツッコミどころをどっちらけにするブルースウィリスの啖呵にも笑った。
あと、自分の子が改造したかえるのおもちゃで男を呼びつけてSEXする母親もよい。超さりげないムラムラ描写からのSEX(映像大幅カット)に笑う。あれって、絶対に恋愛感情からではなく女側の性欲解消を目的としたSEXでしたよね。女性の性欲の軽い表出っぷりが、なんだか見てて気持ちがよかったですお!